ここ数ヶ月、14歳からのキャリア教育について考える機会をいただいてます。キャリアを考える上で、「自分にとって何が豊かなのか」を見直すことは大切ではないかと思っています。 インターネットが世界中に広がり、飛行機や高速鉄道などの公共交通機関が発達したことで、人やモノ、情報は国境を越えて一瞬で行き交うようになりました。距離の壁は低くなり、世界はかつてないほど「近く」なりました。結果として、消費のスタイルや価値観は似通い、都市には同じブランドの店が並びます。世界はゆるやかに平準化していると言えるでしょう。 歴史を振り返れば、大航海時代もまた世界をつなげました。蒸気機関と鉄道は産業革命を生み、大量生産と大量消費の時代を開きました。 20世紀後半にはテレビが生活様式を均質化し、21世紀はスマートフォンがそれを加速させました。便利さは確実に私たちの暮らしを豊かにしましたが、その豊かさは主に「見えるモノ」によって測られてきました。 多くの人が物質文明の中に身を置き、より速く、より多くを求めます。しかし、十分に手に入れたと感じたとき、人はふと立ち止まります。「これだけで満たされるのだろうか」と。 歴史的
0:15
ここ数ヶ月、14歳からのキャリア教育について考える機会をいただいてます。キャリアを考える上で、「自分にとって何が豊かなのか」を見直すことは大切ではないかと思っています。 インターネットが世界中に広がり、飛行機や高速鉄道などの公共交通機関が発達したことで、人やモノ、情報は国境を越えて一瞬で行き交うようになりました。距離の壁は低くなり、世界はかつてないほど「近く」なりました。結果として、消費のスタイルや価値観は似通い、都市には同じブランドの店が並びます。世界はゆるやかに平準化していると言えるでしょう。 歴史を振り返れば、大航海時代もまた世界をつなげました。蒸気機関と鉄道は産業革命を生み、大量生産と大量消費の時代を開きました。 20世紀後半にはテレビが生活様式を均質化し、21世紀はスマートフォンがそれを加速させました。便利さは確実に私たちの暮らしを豊かにしましたが、その豊かさは主に「見えるモノ」によって測られてきました。 多くの人が物質文明の中に身を置き、より速く、より多くを求めます。しかし、十分に手に入れたと感じたとき、人はふと立ち止まります。「これだけで満たされるのだろうか」と。 歴史的
1 か月前
FacebookYoshihiro Mori
さらに表示