8月5日に作家のトニ・モリスンが亡くなった。著名人が亡くなるたび、私たちは「残念です」、「安らかに眠ってください」といった追悼の言葉をソーシャルメディアに軽く書き、数日後には忘れてしまう。だが、モリスンが亡くなった2日後、私は ...
『The Bluest Eye』の物語の主役はじつは色なのではないでしょうか。 黒人であるトニ・モリソンのデビュー作の主人公は、黒人の少女ピコーラ。ピコーラとその家族や友だち、彼女の住む町の人びとを通して、人種差別、性差別、性暴力、家庭内暴力の一筋縄 ...
今日ご紹介する本は、トニ・モリスン(Toni Morrison)の小説『青い眼がほしい』(原題は "The Bluest Eye" )。私が読んだのは、ハヤカワepi文庫版(大社淑子訳)。 トニ・モリスンは、ノーベル賞作家。アフリカ系アメリカ人の女性作家としては初めての受賞 ...